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【HOUSE DANCE 】
ピポットスピンのやり方説明
ステップ名:ピポットスピン
僕が持ってる回転系で1番ウケが良いのが
このピポットスピン。
ハウスダンサーでは僕くらいしか
使ってる人を見た事がありません。
なぜなら。
ハウスダンスのスピンは
バレェやジャズダンスから
派生したものが多いのですが、
このピポットスピンはヒップホップから
生まれた動きだから。
たった1回転なのに、その独特の動きや
回る直前のフットワークから
とても高度なテクニックに見えるけど、
今まで紹介した
・ロータス
・フローティング
・ピポットグルーヴ
のコツを総動員させれば
意外とスムース回れるので
是非とも挑戦してほしい動きです。
【関連】
ハウスダンス【HOUSE DANCE TUTORIAL】 ロータスのやり方 中級ステップ LOTUS /Vol.20
ハウスダンス【HOUSE DANCE TUTORIAL】フローティングのやり方 上級ステップ FLOATING/Vol.37
ハウスダンス【HOUSE DANCE TUTORIAL】中級ステップ練習動画 ピポットグルーヴのやり方Vol.51
このピポットスピンの注意点は3つ。
注意点⑴軸をつくる
とにかく回転系では軸が命となります。
ほんの少しでも軸に歪みがあると
回転出来ないので、
最初は回らなくても良いから
軸を作る事に専念しましょう。
特に上半身が猫背になっていたり
首が前に出ていると、
回れないどころか
転倒の恐れも出てくるので
身体を起こす事を強く意識しましょう。
注意点⑵ツマ先とカカトを近づける
フィギアスケートなどで
腕を伸ばすとゆっくり回り、
腕をたたむと早く回るのを
見た事があると思います。
回転半径が大きいとゆっくり回り、
逆に回転半径が小さいと早く回るのです。
物理学でいうところの
【角運動量保存則】
と言うヤツですね(摩擦は考えず)
それと同じで、このスピンも
右ツマ先と左カカトを近づけて
脚を閉じる事で回転半径を小さくし、
一瞬で回りきります。
当然、この時に腕が開いていては
せっかく脚をたたんでも意味が無いので、
上半身も出来るだけコンパクトな形に
しておきましょう。
注意点⑶左ツマ先は外を向ける
これは注意点⑴⑵のような
早く綺麗に回るコツ、というよりも
見た目のこだわりのようなものですね。
回転方向にツマ先が向いていると
なんとも不思議な動きに見えます。
この注意点⑶はステップオタクな人だけ
意識して練習してください。
気づいてくれる人は少ないだろうけど、
僕はそんなあなたを心から応援しています
(同類)
まだメジャーでは無い動きなので、
マスターすれば周りのダンサーと
差をつける事ができます。
このスピンはかなりハウスミュージックと
相性が良いので、
『ハウスダンサー特有の回り方』
と言われるくらいにハウスカルチャーに
定着してくれると嬉しいですね。
ハウスダンスのステップは動きが細かく速いため、最初は戸惑うかもしれません。
そういう時は動きを立体的に理解し、ゆっくりでも良いので正確に動くことを意識しながら練習を繰り返しましょう。
それがハウスダンスのステップをマスターするコツの1つです。
その為にも、この動画では初心者でもステップのイメージが理解出来るように様々な角度から撮影しました。
この動画を見てくださった皆さんが、心からハウスダンスを楽しんでくれることを願っています。
世界一解り易いハウスダンス【HOW TO HOUSE DANCE】シリーズ。
都内中心に毎週450名以上の参加者にレクチャーしている現役インストラクター、万里によるハウスダンス動画。
基礎から応用まで、様々な種類のステップを名前と共に初心者にもわかりやすい動画で紹介していきます。
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