一切れの罪が 全てを奪った鉄格子の向こう 凍える日々
名前さえも番号に変わって
人間らしさ 剥がれ落ちていく
逃げ出した先も 影は追いかける
善人ぶるほど 過去が嘲笑う
偽りの名で 街に紛れても
心臓の音は 恐怖を刻む
だけどあの夜 灯された光
赦しの言葉が 魂を揺らした
もう二度と 闇には戻らない
この手で掴む 贖罪の道
ああ 過去という名の重い鎖
引きずりながら 未来へ歩く
追跡者の瞳が 背中に突き刺さる
それでも守りたい 光があるから
この命尽きても 譲れないもの
小さな手を取った その温もり
凍てついた心が 溶けてゆくのを感じた
この子のためなら 何にでもなれる
父として 生きる意味を見つけた
社会の不条理 人の愚かさ
絶望の淵で 何度も膝をついた
それでも信じたい 人間の善意
神よ 教えてくれ この道の果てを
ああ 過去という名の重い鎖
引きずりながら 未来へ歩く
追跡者の瞳が 背中に突き刺さる
それでも守りたい 光があるから
この命尽きても 譲れないもの
星降る夜に 旅立ちの時
重荷を下ろし 安らかに眠ろう
愛する者たちの 幸せを祈り
静かに幕を閉じる 永い旅路
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