
1
ひかりといのち きわみなき
阿弥陀ほとけを 仰がなん
法蔵比丘の いにしえに
世自在王の みもとにて
2
諸仏浄土の 因(もと)たずね
人天(ひと)のよしあし みそなわし
すぐれし願を 建てたまい
まれなる誓い おこします
3
ながき思惟の 時へてぞ
この願 選び 取りませり
かさねてさらに 誓うらく
わが名よひろく 聞こえかし
4
十二のひかり 放ちては
あまたの国を 照らします
生きとしいくる ものすべて
このみひかりの うちにあり
5
本願成就の そのみ名を
信ずるこころ ひとつにて
ほとけのさとり ひらくこと
願い成りたる しるしなり