暗い部屋の隅 壁に書いた文字意味も知らずただ なぞっていた日々
皆の笑い声 遠く聞こえてた
それがどんな色か わからなかったんだ
白い光の先に きっとあるはずと
信じてた愚かさ 君を見てたんだ
優しいあの目が 僕を見てた
知らなかったんだ それが同情だと
花束をくれた君 僕の世界は変わった
知識の光が射し 僕は生まれ変わった
だけど見えたものは 真実の残酷さ
喜びの陰で 孤独が芽生えた
本を読み漁り 世界を知るたび
過去の自分が 嘲笑うように蘇る
賢くなるほどに 遠ざかる心
理解されることの 難しさを知った
君は走り出す 僕より速く
君の視線の先 何を見てるだろう
輝きは刹那と 知っていたのに
止まらない歯車 抗えなかった
花束をくれた君 僕の世界は変わった
知識の光が射し 僕は生まれ変わった
だけど見えたものは 真実の残酷さ
喜びの陰で 孤独が芽生えた
やがて来る闇を 僕は知っている
それでもこの今を 強く抱きしめたい
失う痛みさえも 僕の一部だと
受け止める勇気を 与えてくれたね
花束は枯れても 記憶は色褪せない
愚かでも賢くても 僕は僕だった
星の瞬きのように 短くとも眩しい
この命の証を 僕は歌う
遠い日の僕へ ありがとう
そして未来の僕へ さようなら
小さな花を そっと手向けて
静かに眠る 僕の小さな光
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