
蹴っ飛ばした毛布は 冷たい床に転がる
窓の外 流れる雲は 自由なのに
僕はここで 息を殺して 生きている
嘘の上に積み上げた城
崩れ落ちる前に 逃げ出したい
でも足は地面に釘付け
影だけが伸びていく
「本当の自分」って何だろう
鏡に映る顔は他人のよう
剥がれ落ちる仮面の下に
誰もいないんじゃないかと怖くなる
眠りの海に溺れたいのに
頭の中は 目覚めたまま
星を数えても 羊を数えても
この渇いた心は 潤わない
君の声だけが 遠くから聞こえる
糸電話の向こう側で 待っていてくれるなら
この迷路から抜け出して 辿り着きたい
言葉にならない気持ちを 届けたい
凍った時間の隙間で
息を吹きかけて 溶かしてみる
氷の壁に閉じ込められた
本当の気持ちが 滲み出す
朝は来るのに 夜は終わらない
矛盾だらけの世界で彷徨う
光と影が交差する場所で
僕は今日も 自分を探している
蹴っ飛ばした毛布を拾い上げる
もう一度 包まれてみようか
温もりを忘れた体に
優しさを思い出させるように
明日という名の扉を叩く
開くも閉じるも 僕次第
そう気づいた瞬間
足元の影が 少し小さくなった
#suno#music#jrock#ai#オリジナル曲#ロック#drive