
皆同じ顔で 笑ったり泣いたり
僕にはどうにも 理解できないんだ
その温度も その理由も
ガラス一枚隔てた 向こう側の世界
感情の波が 押し寄せては返す
僕はただじっと 眺めているだけ
遠い星から来た 旅人のように
この胸の奥に 響く音は
彼らとは違う 周波なのか
触れようとしても すり抜けていく
透明な壁が そこにある
僕はきっと この街の異物
人間のフリした 観測者
彼らの営みを 標本にして
ノートの隅に 書き留めるんだ
名前のない感情を 拾い集めて
愛だとか夢だとか 声高に叫ぶ
その熱狂の意味が 分からなくて戸惑う
傷つけ合っては 寄り添い合う姿
矛盾だらけだと 静かに笑った
分かり合えないまま 時間は過ぎていく
一人きりの部屋で 光を見る
この孤独だけが 僕の居場所なのか
それともこれが 僕の形なのか
この胸の奥に 疼くものは
彼らとは違う 痛みなのだろうか
近づこうとしても 遠ざかっていく
見えない境界線が そこにある
僕はきっと この街の異物
人間のフリした 観測者
彼らの言葉を 分解しては
メロディに乗せて 紡ぎ出すんだ
意味のない言葉を 拾い集めて
それでも何かを 求めているのか
この視線の先に 何があるのか
ただ知りたいだけなのか
それとも少しだけ 触れてみたいのか
僕はきっと この街の異物
人間のフリした 観測者
この世界の全てを 記録するために
今日も一人 目を凝らすんだ
名もなき物語を 拾い集めて
遠い星から
遠い場所から
ただ 眺めている
それだけ
#ai #ai音楽 #オリジナル曲 #suno #jpop #音楽 #インディーズロック