
慶應義塾では、世の中にいかなる変化があっても、学問教育を尊重した福澤の精神を長く伝えるために、5月15日を「福澤先生ウェーランド経済書講述記念日」とし、1956(昭和31)年より記念講演を行っています。
【講師】鈴木 哲也 君(慶應義塾大学 理工学部教授)
【演題】慶應義塾における教育研究の産業界への貢献 ~現在の実学とは?~
【概要】バブルの崩壊後、日本の産業界、特に製造業は弱体化している。その頃から、大学の研究開発への期待は大きくなった。「果たして大学の研究は産業界にどれだけ貢献できるのだろうか?」。この問いは、過去、現在、そして未来も続いていくだろう。総合大学としての強みを生かし、今後、義塾の教育研究活動は、どのように連携し、どのように実社会に貢献できるのか?
【日時】2022年5月13日(金) 14:45~16:15
【場所】三田キャンパス 北館ホール
<講師紹介>
■略歴
1985年3月 東京工業大学工学部無機材料工学科卒業
1990年3月 東京工業大学大学院原子核工学専攻博士課程修了、工学博士
1990年7月 米国Case Western Reserve University, Research Associate
1993年2月 株式会社タンガロイ 技術研究所
1996年4月 慶應義塾大学理工学部専任講師
2003年4月 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プログラムマネージャー
2003年10月 NEDO プログラムオフィサー
2005年4月 慶應義塾大学理工学部教授
2014年4月 慶應義塾先端科学技術研究センター(KLL)所長
2019年10月 慶應義塾大学研究連携推進本部 本部長
2021年10月 公益財団法人川崎市産業振興財団理事
2022年4月 慶應義塾大学理工学部中央試験所所長